今のAppleは革新を売らず製品だけを売っている

Apple好きな人々にワイワイ騒がれながらAppleは愛されてりゃ今はいいかもねだけど…、
今回の新製品発表会では、またまた性懲りもなく画面を大きくして本体をデカくして使わない機能とクロックだけ速めたCPUを載せ、ココ最近のAppleのお家芸であるプレゼンを駆使してユーザーの購買意欲を掻き立てる伝統的な手法で終わったね。


AppleComputerを好きになったのはソレではない。
常に革新的だったからだ。


コンパクトな筐体、GUI、拡張性、OS。
そりゃ欠点も多かったけど、ソレ以上に常に熱狂させる何かがそこにはあった。
PC88だ、PC98だと騒がれた時代に孤軍奮闘で68kMacを使ってたけど、それはそれで誰かに分かってもらわなくても良い、本当の意味で自己満足の世界だ。


ジョブズが作り上げ、そして去り、再び戻り、そして死んだ。
ジョブズが居た時のAppleComputerはいつも新鮮で最高だった。
スカリーやクックではダメだ。
Only thinking of selling without soul.


iPhoneもAppleWatchの成功もその筐体が素晴らしかったわけではないということを、Appleもユーザーも本質を見失っていると思う。
大切なことは革新だ。
IBMを敵に回し、それでもこの世からAppleが消滅しなかったのはそこに革新があったからでプロダクトなぞ決して褒められたものではない。
しかしIBMは流石だ。もう10年前にそのやり方ではダメだと気づいた。
ThinkPadやPowerPCという過去の栄光に縋ることもなく製造を廃しイノベーションだけを売る方式に転換した。それもあっさりと。
近い将来クック率いるAppleはまたスカリーが指揮をとっていたころと同じく窮地に立たされるであろう。

革新を売ってこそAppleだ。

AgePhoneで家電

IP電話を利用されているご家庭は結構多いかと思うですが、AgePhoneを使っている人の少なさったらない。

小難しい仕組はよそに退けておいて、AgePhoneさえiPhoneにインストールすれば在宅中、家電をiPhoneで使えるわけですわ。
テクニカルにはなるけど、自宅VPNに接続できる方なら外出先から家電ナンバーでかけられちゃう。これ結構便利。

しかしながら、今どきはケータイの通話プランをかけ放題にされてる方が多いだろうから有用的ではないが、どうせひかり電話にしているのならアプリをインストールして便利に使うのは手だと思う。
詳しくはNTT西日本NTT東日本のHPをご覧いただくことになるが、ナゼダカ西日本のHPは不親切。
このような変なゴニョゴニョを必要とする手順に不慣れ方だと、何をどうして良いかワカラナイと思いますので、東日本のHPの概要をペタっと貼っておきます。

我が家は先の投稿の通り、iPhoneの機種変更をするたびに古いiPhoneを息子へ、息子が使っていたiPhoneを家電へというサイクルでしばらく運用しているので、家電専用iPhoneとなっていますが、家電での着電が少ないとか、家電の子機が壊れたとか、聞こえにくいとか、充電池の在庫が無いとかいった場合は大変便利だと思います。

家電4sは6PLUSになり6sは息子へ、そして父は8REDになる

iPhoneを買い換えると、それに連なって新旧iPhoneの最適がどこの家庭でも行われているかと思います。



でもってアタクシはカレコレ2年強使用しているiPhone6sをこの度
iPhone8 ProductRED 256GB へ10年ぶりにdocomoで機種変更しました。
10年ぶりの機種変更といっても、10年前からズッとSIMフリー機を使っていてdocomoでの買い替えをしていなかっただけなんですが、前エントリーでも書いたとおり、SIMフリーという言葉が死語になりつつある今、端末をガチの値段で買ってキャリアのSIMを使うのもバカバカしいお話になってきましたのでね…
今回は皆様がブーブーと文句を言ってるキャリアに縛られてみたいと思いました。


さてと、前置きはコレくらいにして、8REDがやってきたので手元の6sから8REDへデータ移行です。
この作業も昔に比べ随分に楽になり、元データをiTunesでしっかりBackUp録ってから新端末へ流し込み、あとはLINEの移行を正しくすれば無問題で完結。
iPhoneの良いことろでもあり悪いところでも有り、かといってこれ以上どうしようもない、今ではオーセンティックと言っても差し支えないほどスマホ然としている前面パネルは新しいiPhoneになったとしても変わらないものだ。
(背面カバーを付けるとカラーバリエーションすら無意味w)



家庭内ヒエラルキーが残っている場合とそうでない場合があるが、我が家は家庭内ヒエラルキーが残っている。
一番偉いのは嫁さんだ。
彼女はいつも最新のiPhoneを持っている。しかもデカイやつね。
その次は家庭内のインフラと機械全判の制御を行っているアタクシ。
そしてピラミッドの底辺にいるのが息子。
今回はそんな息子に第二の地位で使用されていた6sが与えられることとなった。
データ移行は前述のとおり、元データのBackUpを録って新たな端末に流し込むだけである。
新しくなったハズのiPhoneを見て息子は
「なんでお父さんのケータイが僕の机の上に置いてあんの?」
と素朴かつ感動のないコメントをぶつけてきたが
「前の(5s)よりちょっと画面が見やすくなった」
と少しだけ今回の6s昇格を喜んでいるように思える。
で、次。


次は家電の入替えである。
家電=家の固定電話

今の時代にアナログ回線の電話機をご使用の家庭はほぼ皆無かと思いますが、アタクシの実家は未だにインターネット回線も引き込んでおらず、光回線やIP電話も導入されていません。
先日も家のリフォームを私の仕事関係の業者に委託したのは良いのですが、その後 業者から実家へ電話をするも全く電話がかからず、困りあぐねた業者がアタクシのケータイに電話をかけてくる… といった、「電話に出んわ」ということもしばしばあるようです。
ですが、その息子の住まいにはインターネットもIP電話も導入済みなので、当然のように電話機はお古のiPhoneを使用しています。

IP電話ですから電話機は何も問わないわけで、iPhoneやAndroidでもSIPアプリを入れておけばそれは造作もありません。
4sから死蔵されていた6PLUSへ変更しました。
変更して一番良かった点は、コネクタが古臭いDockコネクタからLightningに変わり、我が家では全てがやっとLightningコネクタになりました。
そう考えると、無線充電のQiへの移行はしばらくかかると思われ、あと5年くらいは時間を要しそうです。

だっておじさんだもの

WordPressの標準Editorが様変わりして若干どころか、かなり戸惑いつつ、新しい標準Editorをインストールしてしまったからもう後戻り出来ないと覚悟を決めるものの、いざiPhoneを新しくしようとするときはいつも震える。



Apple恒例の「新製品買ってね発表会」が9月13日に開催されるという発表があったので、日本の各キャリアも動きが活発になってきた。
そう、旧製品になる前に一気に在庫処分とばかりにかなり大幅(?)なプライスダウンとなっている。


docomoは2018/09/1 am10:00からiPhone8 256GBを機種変更ならびに新規契約で
月々1,593円





am10:00前は2,079円






hilo4はdocomo歴22年、うち8年前からSIMフリーモデルを使っているので、回線はdocomoを使いつつも、docomoで端末を久しく購入していない。
端末と回線は別物だという自然な考え方があり、あくまでSIMフリーにこだわり続けたワケは大して意味の無いものだが、今日ではその部分にこだわり続ける意味も無くなった。


さてそれはそうと、あれから随分時が流れSIMフリー同様、hilo4自身もすっかりおじさん化が進行し、ようやく四十にして惑わずの領域までやってきた。
9/13にAppleから新しいiPhoneやAppleWatch、また様々な新製品がラッシュのごとく発表されるが、もう「新しい」ものに飛びつかねばならない気持ちが希薄で、スマホのハードもコンテンツも頭打ちな様相と世間も自分自身も冷めているワケです。
10万円以上はたいてSIMフリーiPhoneを買う意味、もしくはキャリアからサポートを受けながら新しいiPhoneを買う意味があるのか?
いや、もうついていけないんだよね。

だっておじさんだもの。


電話をかける相手は仕事の取引先と家族。
極稀に昔の友人。
SNSも続けていると疲れてきて最近ではチェックのみ。
コメントを書き込むことはおろか、自らの発信すら面倒臭くなってきた。
もっと言えばiPhoneの画面を見るのがもう面倒臭いw
画面のチラツキ、輝度、表示領域の狭さ、ケタタマシイ通知音とバイブレータ。
心穏やかに過ごすハズの時間を台無しにする温床がiPhoneだ。
そんなおじさんにAppleが2018年に発売する新しいiPhoneが必要だろうか?


そんなわけで、新しいiPhoneではなく古くなるiPhoneをちょうどよいタイミングて手に入れて、また暫く使用したほうがおじさんには丁度良い。

スマホのゲーム

みなさんスマホゲームしてますか?

アタクシ古い人間なのでゲームと言えばファミコン(NES)なんですね。
タイトルもスーパーマリオブラザーズとWizardryの2本あれば一生遊んでいられます。

しかし時は今、14インチのブラウン管テレビにファミコンをつないで麦茶片手にゲームしてる場合ぢゃなく、

スマホゲームなんですわ!

と知りつつも、スマホの中にはゲーム入れてないんです。(凄いだろ?)
ま、全然入れてないというとカッコいいけど、将棋とオセロとAngryBirdの3つは入ってて、時折、、、いや、時折もないなぁ〜 もしかしたらカレコレ2年くらいスマホでゲームしてないかも、です。
理由は多々ありますが、まず、スマホでゲームしてると電話が入ったりしてとても鬱陶しいのが一番の理由です。
それからゲームしてる時間がなんだか勿体無い気がする…という身も蓋もない理由でお察しください。

だがfire7を買って、なんとなくゲームをしてみたくなったのよ。
おっさん今トキメイテます。

そこで皆さんにこんなアタクシでも出来る(出来そう)なスマホゲームを教えていただきたいんです。
ただし条件はあります。
1.課金無し
2.動きの速いもの無理(加齢のため)
3.他人と絡まない

どーですかねぇ〜?
息子がやってる宝石を積み上げて消すゲーム(?)を見てても全然ワカラナイもんですから相当今のゲームに疎いおっさんです。
これからもどうぞよろしくね。by西野カナ

fire7 これはイイものだ

amazonの年に一回のPrimeDayでamazon fire7(8GB)を買いました。
個人的には「ほしいものリストの中身が安くなればいいのに」と思うのですがね。。。

さて、fire7(8GB)はamazon fireシリーズの中で一番画面が小さく一番容量が少なく一番値段が安い端末です。
PrimeDayを利用して3,980円で購入。(これタブレットだぜ?)
電子書籍リーダーのkindleと比べても安いという破格の値段で販売されていますが、割り切って使う分には全く困りません。
手元にiPhone6sがありますが、これはビジネスからプライベートまで多岐にわたるコミュニケーション端末で、これがないとダメ(生命線)という位置づけですが、ことタブレット端末はちょっとだけユルいというか緊張感無く持ち歩けるカジュアルなものだと思っています。

今までiPadMini3(←古いよ、、)を宅内タブレットとして使用していましたが、iPadMini3は本体が重い、画面がデカイ、可搬性が悪い、画面がギラギラしてる、落とすと画面が割れそうで怖い、そろそろiOSの単調が動きに飽きてきた…等々、ブックスタンドに立てかけて充電してる時間の方が多いくらいです。
もう1台amazon KindlePaperWhite(3G)もあります。
これはちょうど良い画面の大きさ、軽い、目に優しい、バッテリーの持ちが良い、読書機能以外はほぼ皆無なので集中して書籍が読める…というメリットはあるものの、モノクロ表示、スピーカーレス、webブラウザやちょっとしたアプリが全く使えないと言ったウィークポイントも当然ながらあるわけです。
Kindle以上、iPadMini3未満のちょど良い端末、それがamazon fire7 なのです。

大きさはKindlePaperWihteを若干縦に伸ばしたくらいで大変握りやすい。重さもKindle以上iPadMini3以下、画面表示は高精細ではないけどカラー表示だし、スピーカーはモノラルだけどbluetoothスピーカーやイヤホンで無問題、OSはAndroidだから保証外でゴニョゴニョすればGooglePlayも入れられる。
ホントにドンピシャなのだ。

amazonPrime会員ならば、盲目的に購入してもまず満足すると思われ、amazonの膨大な無料&サブスプリクションコンテンツをダラダラと消費するにはベストバイだ。
またamazonコンテツだけでなく、Android端末としてもギリ使用可能なのでカジュアルLiteにAndroidアプリをインストールしても使用に耐えうるポテンシャルも兼ね備えております。
これで3,980円(現在5,980円)ってマジかよっ て思いませんか?


(GooglePlayからいろいろアプリをインストールしてみました)

これまでamazonとGoogleのタダコンテンツ並びに有料コンテツを骨の髄までしゃぶりつくそうと貧乏な考え方をして、amazonEchoやfireTV、GoogleHomeMiniなんかを買いましたが全然これが使えず、しっかりamazonにお賽銭をしてるだけになってましたw

が、このfire7ならばビデオ、音楽、本、テレビ、ラジオ、ゲーム(←これはやったこと無い) SNS、Webブラウズを1枚でカジュアルに完結。
枕元の友と成りました。

それは自由雲台

知る人ぞ知るコーナーです。
最近多いですこの手のネタ。
ネタ不足とも言います。許してね。

梅本製作所 をご存知だろうか?
ええ、もちろんアタクシも1週間ほど前まで知りませんでしたわよ。
どこよ、んでどんな会社よ? そー思うよね。

雲台メーカー

でございますわよ。
まぁね、雲台ももしかしたらカメラキチぢゃないと存在(言葉)すら知らないからピンとこないと思いますが、ホントに雲台しか作ってないの。雲台しかやってないの。
アイスクリームしか売ってない31アイスクリームも春夏秋冬年がら年中尽くアイスクリームしか売ってねーのによくやってんな、と関心するけども、ここもマジで雲台しかやってないのよ。
雲台ってフツーのご家庭に何台くらいあるもんなっすかねぇ?
30代の大手家電メーカー勤務、所帯持ち神奈川県在住。奥さん、お子さん2人(上の子は小学校へ入学、下の子は年中さん)の4人家族。
一昨年1戸建てを購入したばかり。
週末は趣味のサーヒンを……
↑  ま、こーゆー家庭と過程してよ、(あ、家庭と過程がダブったのはダジャレぢゃありません)これくらいのレベルだったら雲台は10台くらい持ってんだろ。
我が家でも he fuu Me…4台ぽっちしかないけどさ、各部屋に1個ずつ飾るくらい雲台あるし。
ってチョット勘違いしてますかね?

そうよね、まずカメラ(デジタル一眼)ありきで考えたとしてもさ、相当どっぷりズップリ足突っ込んでないと、ボディ、レンズ、三脚まで来たとして、雲台を10台って有り得んよね。
ボディとレンズ買った段階で正常な大人なら  ( ゚д゚)ハッ!  と気がつく。
あかん、これ以上この業界にお賽銭しとったらいくら金があっても足りなくなるぞ!
そうですよ、そんなことは火を見るより明らかだよ。
バカだなぁ〜 なんて笑ってるそこの君!

梅本製作所の雲台は良い

このblogで一番大きいフォントにゴシックかけてみました。
もう2回は言いませんよ、梅本製作所の雲台は良い。

冒頭の雲台の画像はね、Kenko FP-100 Pro 。
かのケンコーさんの名を冠した雲台なんだけど、製造してんのは梅本製作所なんですわ。
36ptゴシック体で表現した割にネームプレートはケンコーさんで、しかも我が家で made梅本はこの1台のみと消極的に見えがちですが、たった1台の雲台でhilo4がここまで良いと言い切り しかも36ptとゴシックで表現するのは珍しいと思いませんか?
アタクシは思いますよ。

雲台はいろいろと種類があって、2軸の雲台や3Way、ギア雲台、自由雲台とかありまして、更にお値段によって性能も様々です。
では雲台にとってその性能ってなんでしょうね。
そうです。リリース時の自由度と締め付けた時の締め込み強度です。
結論として素晴らしい雲台とは、リリース時はお花畑を飛翔する蝶のようんに各方向へスムーズに動き、締め付けた時には巨大な岩のようにピクリとも動かない。そーゆーものだと思います。

梅本製作所の雲台はソレなんです。

4台の雲台のうち、マンフロットの雲台を2台所有しています。
1台はギア雲台3WG。もう1台はギア雲台Pro 405。
値段はお調べいただき、心の中で「アホ」って呟いて忘れてください。
それくらいのものです。
が、それのどれと比べても梅本製作所の雲台は素晴らしい。そして安い。
「安い」という分母は世の中の全ての雲台が分母です。

三脚はgitzo、雲台はマンフロット言いたい気持ちは少しあるが梅本、クイックシュープレートはアルカスイス互換。
全部そーなれ!

もうひとつの赤道儀

歌 hilo4
作詞 浜田省吾 編詞 hilo4
作曲 浜田省吾

昨夜眠れずに 星撮ってたんだろう?
快晴の空 待ち続けて
バルブ撮影 君は笑うけど
曇り空では 雲しか写らない

どーも小浜田省吾です。
音楽の趣味趣向って年齢とともにずいぶん変わるものですね。
浜田省吾が流行った第1期ブームは中学ん時だっけかな…?
あのサングラスにバンダナをしたおっちゃんが、ベタベタの日本語でロックンロールを歌う姿に笑けつつも、J.Boy のアルバムだけは買ったな。
最近は朝の洗濯干しの時には必ず耳にAirPodsをして聴いてます。

さて、今回のお題「もうひとつの赤道儀」のことが言いたいだけで、こんだけ無意味な前振りをする自分は偉いなぁ〜と自画自賛しつつ本題です。
つい先ごろ、オルゴール赤道儀のお話をしましたが、今度はもっともっとアナログな完全手動赤道儀のお話でざますよ。
もうウンザリだと思うけどw
そうね、そうなのよ、人生において同じように機能するものとか同じ機種を「また」買うとか、同じ型番をリピートするという保守的かつ懐古的な行動ってオッサンならではあるということをお見知り置きいただきたい。

オルゴール赤道儀もたいがいにしとけよ… というアナログ感でしたが、雲台を動かす動力は一応ゼンマイなので、All Full人力では無かったのです。
しかし今回ご紹介するのは、そこいらも含め全てオール人力 己の力以外マッタク無し であるところが素晴らしいとしか言いようがない。

手動赤道儀 ハヤブサ MarkIII


(使いやすいように小改造を施しております)

恐らく皆さん   ・ω・   ポカーン だと思いますけど、コンパクトにあと30行くらいで説明しちゃいますね。
現在 世界的インターネットショップ amazonでも販売されている知る人ぞ知る赤道儀界の異端児。
世界ひろしといえども赤道儀の中で唯一無二、スチールの板っきれとボル&ナットのみで構成され、これはね、赤道儀なんだよ、ホントだよ、信じてくれよ、嘘ぢゃないよぉ、と言わない限りは パッっと見 何が何やら分からないのは仕方がないことだ。
(オルゴール赤道儀もパッと見 分からんけどね)

ほいで星を追っかける装置なのでカメラや三脚、雲台までセッティングするとこうなります。

お祭り度UP! (๑•̀ㅂ•́)و✧
ワケが分からなくて結構 それが常人です。
嗚呼、なるほどぉ〜と腕組みした人はかなりの変人です。

ご覧頂いただいたとおりドコにも動力が無いのはお分かりでしょう。
中学生の技術家庭の授業で作るやつみたいだろ。
カッコいいだろ。
こんなもんどーやって動かすん?と商品が送られた日はかなり悩み、実は1年近く押入れに仕舞い込んだままだったのね。

だってどー見ても動かないだろコイツ。
でも諦めちゃだめ。唯一動く箇所を動かしてみよう!

はい、下の方に長細いネジが付いているハンドル(←小改造してます)をグルグルグルグルグルコサミン世田谷育ちのグルコサミン ってな具合に回してやると、なんとネジが少しずつねじ込まれ、そのネジ山のピッチが進んだ分だけ角度がついて支点・作用点の原理でカメラを乗せている雲台部分をグイグイと回転させるように作られている。
この赤道儀を見れば見るほどに、赤道儀ってそんなに難しいもんぢゃねーな、、、って思ってしまうのはアタクシだけでしょうか?
そもそも赤道儀とは、宇宙に浮かんでるお星様と地球とを面で平行にキャリブレーション(極軸合わせ)しておいて、公転しながら流れてく星に合わせてカメラを傾け追っかけてゆく手法なんです。
ガイド撮影って言われてますね。
その反対に赤道儀を使わずカメラを構えて速めのシャッタースピードで(フツーに)星を撮るのを固定撮影なんて言ったりします。

赤道儀もいろいろな種類がありまして、天文台にあるような人殺しの大砲のようなものから、こうしたただの板っきれみたいなものもあるんです。
ですが、一番重要なのは極軸であって、それを合わせるのは北の方角と緯度35度(日本の場合)なので、位置決めさえできれば極端な話 三脚ごと回転させてやれば星を追いかけることは可能なんですよね。
そしてこのハヤブサ、見れば見るほどシンプルなくせに実はスゲー考えられて設計されております。
ハヤブサ本体と三脚の取付角度をご覧ください。
なんと最初から

35度

なんとゆーことでしょー!

てれ〜てれれれれーれーれれー てれれれれーれーれーれれー てれれーてれれーてれれれーれーー
ちなみに大改造 劇的ビフォーアフターってまんだやってましたっけ?

ほんとに凄いよね。
細かいことにこだわる人や極軸望遠鏡のど真ん中にポラリスが入らないと撮影もしない!なんて人には怒られそうだけど、このハヤブサは三脚の水平をきちんと出して設置してやれば、おのずと35度の角度がつくので、あとは北の方角にピタリと向きを合わせてやれば星追っかけられますw
たった2つだけなんだぜ、 水平、そして北。
ハヤブサって凄いよね。

AirPodsを失くしてみる

先月、、あ、いや今月か?
AirPodsか自分の耳かどちらか悪いということに気が付き、結果AppleStoreで左側のAirPodsのみを交換修理したというのも今は昔。
今回は

AirPodsを失くす!

というネタです。はい。

今朝は連休初日ですが、いつものように早起きして炊事・洗濯諸々のルーティンをこなしてから、蝉の写真が撮りたくて近くの公園に行ったんだよね。
でもさ聞いてよぉ、蝉って案外目視で見つからないものなのね。
蝉の幼虫が羽化した抜け殻はゴロゴロと転がってたり木に残ってたりするのにまったくもってプンプンだわ。
結局成虫は1匹も見つからず抜け殻ばかり撮ってた… orz

さて、そうこうしてると早くもお昼近くになり、息子も部活から帰ってくるからお昼ご飯を作って食べさせて、ガミガミ言いながら宿題とか塾に送り出してふと気づく。

、AirPods無ぇ  ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!

カメラバック、ポッケ、アチラコチラを見回してもAirPodsの白いケースが見つからず万事休す。
やったことは無いが噂で聞いたことが有る「iPhoneを探す」機能を試してみることにした。
名称はiPhoneを探すだけれども、登録しているApple製品全ての位置情報が表示され、さらにはピーピーと音で呼び出しも出来るらしい。
あんまり期待もしてないけど…

iCloudに接続して「すべてのデバイス」をクリックすると想像以上に端末が出てきたw
こんなに持ってたのね…

で、先に結末をゆっとくと、失くしたと思ってたAirPodsは車のシートの下にありました  (´ε` )
なぁ〜んだ、、って感じ。
もし本当に失くしてたらBoseのワイヤレスのが欲しかったのにな。

失くした(と思った)経緯はこんな感じよね。

おっさんは夏になるとだらしない短パンで出歩く。

車に乗る。

だらしない短パンのポッケからAirPodsが滑り落ち

シートの下に

ボールペンやら小銭やら、皆さんも結構同じようなご経験は有ると思うのだが。
そらからAppleのiCloudの機能「iPhoneを探す」機能にはサウンド再生ある。
が、

サウンド再生 をポチっとしてみる

んんん〜 ………  ん サイレント
鳴りませんねぇw

実際のところAirPodsを失くしたとしてもケース丸ごと失くさないとそもそもiPhoneを探す機能は働かないし、ケース丸ごと失くしたとしても今回のように音が鳴らないし、GPSが入ってるワケぢゃないから最後にどっかのWi-Fiの電波を拾った近くを地図上に示してるくれるだけなので、結論的には

失くしたら買え!

ということです。
とにかく今回は事無きを得た というか、おっさんはだらしない格好で出歩いちゃダメってことね。

キラキラ星を聞きながら

ロマンティックが止まらないおっさん hilo4です。

はい、これなんでしょう?
あ、 分かんないよね…ケースに入ってるもん。

ぢゃん!
はい、これなんでしょう?

この時点で分かった人はかなりの変態ですから心配しないでくださいねw
そうです。ポータブル赤道儀です。

SB工房から直で取引し購入しましたのでもともと格安です。
さらにラッキーなことにワケアリ品を分けていただいたのでちょっと言えない値段くらい安いw

詳細はSB工房のHPをご覧いただくとして、このポータブル赤道儀のナニが凄いって、全てがアナログっつーことですな。
動力の電源もなきゃ、照明ライトもありゃしない。そもそも電源が無い!
このご時世、カッコつけてロハスだゆるりだスローライフだオーガニックだなんてほざいてますが、こいつは本物です。
ポータブル赤道儀で有名なところでは、ビクセンのポラリス、ケンコーのスカイメモ、サイトロンのナノトラッカー、スリックのECHなどなど、名実ともにというのはサテオイて、amazonなんかで「ポータブル赤道儀」なんてて検索すれば出てきますわ。
先ずポタ赤ということであれば恐らく皆さんこの手のポタ赤を手に入れられていることでしょう。
しかし、流石オレちゃん、 質実剛健、真実一路、何が有ってもたどり着く!そーゆーとこ大切なんだよねぇ。

つーわけで、MusicBox EQII はなんとゼンマイ(オルゴール)を動力にキラキラ星の音色と共に赤道儀の極軸を回転させるというなんともロマンティックでsweety。コンチクショ〜!
で、昨夜遅くに400mmの望遠レンズで火星を撮ってみました。

まぁ初陣としてはこんなもんっしょ。(火星っす)

赤道儀とは…  とうゆうウンチクは天体に詳しい方がウンザリするくらい説明してくれますからここであえて取り上げませんが、簡単にゆうと星も地球も宇宙にフワフワ浮いて回ってるので、カメラを構えて星をパシャって撮ったり、いわゆるバルブ撮影(長時間露光)をするとスゥ〜 と星が流れて光跡を伸ばしながら写っちゃうんです。
まぁそれでも問題はないし実際 比較明合成 ってゆう撮り方あります。

だがしかし、星をピタッ!と止めてキレイに写したければ今んとこ、赤道儀にカメラを設置してガイド撮影するのが一番なんですね。
(もちろん有り余る財力にものを言わせて最高級のカメラボディ、レンズ、ロケーションを揃えれば固定撮影でもアッサリ写ります)
ローテクではありますがあくまで安価にテキトーにというコンセプトであればコレ以上のものはないでしょう。
そしてそのガイド撮影時に極軸を ユッっっくぅ〜りぃ 星の動きに併せて回してやる必要があるのですが、何かモノを動かしたり移動させたり回したり、いろいろなことをしようとすれば動力がいるというのは必然です。
思い当たるのは電池とかバッテリーとかそんなところでしょう?
MusicBox EQII はソコをゼンマイで動かしちゃうの。
ついでにキラキラ星のメロディーがオルゴールで流れるの♡

星を撮りにワザワザ山まで登ってみたものの、電池忘れた!とか電源残量がもう無い!という残酷な状態にはならない本当に安心出来るポタ赤なのであります。
まぁ今まで一度として夜山に登って星を撮るなんてゆう恐ろしいコトはしたこと無いんですがね。

アタクシなんかは出不精だもんですから、夕飯食べてお風呂も入ってお酒でも飲んで寝ちゃおっかなぁ〜って前にベランダから夜空を見上げ、
お、今宵は良い星空ぢゃの  という場合に撮るんです。

画像が真っ昼間でゴメンさい。
イメージはこんな感じです。
18mmから50mmくらいのレンズであればこの装備でも全然へっちゃらです。
135mmから400mmではちょっと心もとないけど…… 実は火星の写したのはコレに400mm付けて撮ってますw
それからもうひとつ、、、  何が凄いって、
実は極軸合わせてません!!

通常はこの穴からポラリス(北極星)が真ん中にくるようにポタ赤を設置し三脚を動かさないようにしてから撮りたい星の方向にカメラを向けるんですが、なにせhilo4は最近 老眼という呪いにかかってるんで、快晴で空気も澄んでて光害が無い状態でなければ見えないんだよぉ。
コレほど歳を恨んだことないね。ホント。
いやよね、、眼が見えなくなったり膝が痛くなったり肩が上がらなかったり集中力が全然なかったり失くしたはずのメガネが冷蔵庫の中に入ってたりさ、中高年はツライことばっかだよ。
だが、おっさんたちは全てを失ったわけぢゃない。
経緯度とコンパスがあるぢゃん♡

MusicBox EQII にはもともと経緯度が付いてますし、手持ちのコンパスでポラリスの導きがなくとも北に向け緯度35度にすればバッチコイなんですよ。だいたい写るんっすよ。
逆に言えばオレちゃんが真剣に極軸合わせしてから撮ったらどんだけスゲーの撮れんの?と思うのよ。やらないけどね。

とゆうわけで、MusicBoxIIはこんな酷い設定でもある程度 星を炙り出すことが出来る超アナログで高精度なロマンティック赤道儀ぢゃとゆうお話でした。

またね。