車高調が嫌い

Spread the love

嫌いとゆう辛辣な言葉を使うが、苦手とゆうより嫌いだから。

車弄りが好きな人たちが必ずと言って取り替える足周り部品に車高調とゆうサスペンションがある。使い方が間違っているとまでは言わないが大半の人たちにとって“帯に短し襷に長し“であることは言うまでもない。

あれを本当に車高を調整するために使っているとしたら愚の骨頂なのである。

幼い頃母親から買い与えられた運動靴がデカくてつま先にティッシュペーパーを詰めるようなものでタイヤとフェンダーの隙間を自分好みに調整しているとすればなんと目出度いことか…

私は車高調では無く高性能ショックアブソーバーにダウンサスを組み合わせる。理由は簡単だ。

まずちゃんとアブソーバーのストローク量が稼げる事と無駄な車高調整が要らないこと、そして何より経年で車高が下がった時(スプリングのヘタリ)が目視で確認できる事だ。

勘違いしてほしくないのはあくまでストリートでの仕様であり、ゴリゴリのレース屋さんや目を三角にしてコンマ1秒を削るためだけに車を使用しているお兄様方には向いていない。

結論を言ってしまえばストリート派には車高調は無用で、前述したようなサーキット派は吊るしで売られているような車高調はオモチャ同然だから本気ならば最低でも50万以上の車高調を入れなければ意味がない。

ショックアブソーバーは数多あり、我々素人が聞いたことのあるドイツのビルシュタイン、スウェーデンのオーリンズ、日本のKYB、そしてオランダのKONIあたりが有名だろう。

どのメーカーも当然ながら特徴や技術がそこには盛り込まれていてどれも全然違う乗り心地になる。

最近私はみんカラで知り合った人に見事に騙され2万円でザックスのサスペンションを譲り受け取り付けた。これの顛末を書くと長くなるし怒りしか込み上げてこないのでここでは割愛するが最低最悪のサスペンションだった。

乗り心地とゆうものが車の8割近くを決定付ける大切なものだと今更ながら思い知らされたわけで、敢えて今まで装着していたKONIに戻そうとゆうわけだ。

ショックアブソーバーの減衰力は闇雲に伸び側と縮み側に効いているものや、縮み側だけ、伸び側だけと片側だけに強く効いているものがある。

KONIは伸び側に強く減衰がかかるようになっていて、それが電子制御などの部品点数が必要で破損するリスクや然程の効果がないオモチャとは訳が違う。

安価(10万円から20万円)で売られているショックアブソーバーとスプリングがセットになっている車高調は「車種専用」と商売上で謳っているが、スプリングもアブソーバーは汎用品で、取り付け部分がその車に加工なしで取り付けられるとゆう代物だからまったくのplaceboなのだが安定と“車高調“とゆうキーワードで買ってしまうのは車好きの嵯峨なのかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です