キラキラ星を聞きながら

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ロマンティックが止まらないおっさん hilo4です。

はい、これなんでしょう?
あ、 分かんないよね…ケースに入ってるもん。

ぢゃん!
はい、これなんでしょう?

この時点で分かった人はかなりの変態ですから心配しないでくださいねw
そうです。ポータブル赤道儀です。

SB工房から直で取引し購入しましたのでもともと格安です。
さらにラッキーなことにワケアリ品を分けていただいたのでちょっと言えない値段くらい安いw

詳細はSB工房のHPをご覧いただくとして、このポータブル赤道儀のナニが凄いって、全てがアナログっつーことですな。
動力の電源もなきゃ、照明ライトもありゃしない。そもそも電源が無い!
このご時世、カッコつけてロハスだゆるりだスローライフだオーガニックだなんてほざいてますが、こいつは本物です。
ポータブル赤道儀で有名なところでは、ビクセンのポラリス、ケンコーのスカイメモ、サイトロンのナノトラッカー、スリックのECHなどなど、名実ともにというのはサテオイて、amazonなんかで「ポータブル赤道儀」なんてて検索すれば出てきますわ。
先ずポタ赤ということであれば恐らく皆さんこの手のポタ赤を手に入れられていることでしょう。
しかし、流石オレちゃん、 質実剛健、真実一路、何が有ってもたどり着く!そーゆーとこ大切なんだよねぇ。

つーわけで、MusicBox EQII はなんとゼンマイ(オルゴール)を動力にキラキラ星の音色と共に赤道儀の極軸を回転させるというなんともロマンティックでsweety。コンチクショ〜!
で、昨夜遅くに400mmの望遠レンズで火星を撮ってみました。

まぁ初陣としてはこんなもんっしょ。(火星っす)

赤道儀とは…  とうゆうウンチクは天体に詳しい方がウンザリするくらい説明してくれますからここであえて取り上げませんが、簡単にゆうと星も地球も宇宙にフワフワ浮いて回ってるので、カメラを構えて星をパシャって撮ったり、いわゆるバルブ撮影(長時間露光)をするとスゥ〜 と星が流れて光跡を伸ばしながら写っちゃうんです。
まぁそれでも問題はないし実際 比較明合成 ってゆう撮り方あります。

だがしかし、星をピタッ!と止めてキレイに写したければ今んとこ、赤道儀にカメラを設置してガイド撮影するのが一番なんですね。
(もちろん有り余る財力にものを言わせて最高級のカメラボディ、レンズ、ロケーションを揃えれば固定撮影でもアッサリ写ります)
ローテクではありますがあくまで安価にテキトーにというコンセプトであればコレ以上のものはないでしょう。
そしてそのガイド撮影時に極軸を ユッっっくぅ〜りぃ 星の動きに併せて回してやる必要があるのですが、何かモノを動かしたり移動させたり回したり、いろいろなことをしようとすれば動力がいるというのは必然です。
思い当たるのは電池とかバッテリーとかそんなところでしょう?
MusicBox EQII はソコをゼンマイで動かしちゃうの。
ついでにキラキラ星のメロディーがオルゴールで流れるの♡

星を撮りにワザワザ山まで登ってみたものの、電池忘れた!とか電源残量がもう無い!という残酷な状態にはならない本当に安心出来るポタ赤なのであります。
まぁ今まで一度として夜山に登って星を撮るなんてゆう恐ろしいコトはしたこと無いんですがね。

アタクシなんかは出不精だもんですから、夕飯食べてお風呂も入ってお酒でも飲んで寝ちゃおっかなぁ〜って前にベランダから夜空を見上げ、
お、今宵は良い星空ぢゃの  という場合に撮るんです。

画像が真っ昼間でゴメンさい。
イメージはこんな感じです。
18mmから50mmくらいのレンズであればこの装備でも全然へっちゃらです。
135mmから400mmではちょっと心もとないけど…… 実は火星の写したのはコレに400mm付けて撮ってますw
それからもうひとつ、、、  何が凄いって、
実は極軸合わせてません!!

通常はこの穴からポラリス(北極星)が真ん中にくるようにポタ赤を設置し三脚を動かさないようにしてから撮りたい星の方向にカメラを向けるんですが、なにせhilo4は最近 老眼という呪いにかかってるんで、快晴で空気も澄んでて光害が無い状態でなければ見えないんだよぉ。
コレほど歳を恨んだことないね。ホント。
いやよね、、眼が見えなくなったり膝が痛くなったり肩が上がらなかったり集中力が全然なかったり失くしたはずのメガネが冷蔵庫の中に入ってたりさ、中高年はツライことばっかだよ。
だが、おっさんたちは全てを失ったわけぢゃない。
経緯度とコンパスがあるぢゃん♡

MusicBox EQII にはもともと経緯度が付いてますし、手持ちのコンパスでポラリスの導きがなくとも北に向け緯度35度にすればバッチコイなんですよ。だいたい写るんっすよ。
逆に言えばオレちゃんが真剣に極軸合わせしてから撮ったらどんだけスゲーの撮れんの?と思うのよ。やらないけどね。

とゆうわけで、MusicBoxIIはこんな酷い設定でもある程度 星を炙り出すことが出来る超アナログで高精度なロマンティック赤道儀ぢゃとゆうお話でした。

またね。

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