趣味

何事も高みを目指すとエラいことになるんですね… と他人事のように考えていましたが、期せずしてそーゆー事は起こりうる。

ホントに馬鹿げててどうしようもなくて他人には理解不能なんだけど、おっさんが本気出して取り組む姿は浅はかで美しい。いや、病気だな…

趣味

この二言に含まれる魅惑の味わいは 始めチョロチョロ中パッパだ。
職業でもなく、お金儲けでもない、また誰かに頼まれてヤっているわけでもなく、ただただ自らの気持ちに趣くがまま、ただヒタスラである。
写真というかカメラというか、そんなもんが趣味に成ってかれこれ5年以上経つわけで、AFオンリーで撮ってたあの頃、被写界深度の浅いレンズで背景ボカして楽しんでたあの頃、あの辺りでヤメときゃ良かったんだよ。

御存知の通り、最近「星景写真に夢中」です。
写真の出来栄え 上手い下手はそれこそ趣味なのでトヤカク言われる筋合いのものではないし、それこそ冷ややかな目で放っておいて欲しい。
しかし、冷ややかなのは目だけではない!ということに秋深まりし夜にベランダから星空を眺め、居ても立っても居られなくなり、寝間着にジャンパーを羽織ってカメラと三脚とレリーズを持って玄関を蹴破り気づく。

ちょー 寒ぃ

そうなんです。
春夏秋冬 星景写真を撮っているベテランさんやカメラの博学者の方々にとっては 当たり前ぢゃん?という秋冬のレンズ結露防止対策。
(もう既にナニ言ってるかワカラナイ人は現時点で正常な人間ですから安心してください)


レンズヒーターがいる!

レンズヒーター。
んなもん、存在すらさっきamazonで見るまで知らんかったわ。
こーゆーもんが世の中にはいくらでもあって、それはそれなりにそれ相当に効果と意義があるものなのです。

つまり星を毎晩撮っていると、空気が澄んでいて「冬の方が星がキレイ」という気づかなくても良いことに気づいてしまうものなのです。
いつも元気なオリオン座
艶めかしいプレアデス星団
君はそこから動いちゃ駄目のポラリス
なんかやたらデッカイくてキモい くじら座
胴体が半分ブチ切れてんのに有名なペガスス座
今まで星なんかに全く興味が無かったのに、点点の光を見えない線をひっぱって、あーしてこーして無理矢理想像すると、なんかロマンっつーか、なんだろ、、、寒ぃ〜よ、やっぱ。。。夜はな

冬場、自分だけは暖かい格好して外へ出てくくせに、レンズにはダウンベストも革ジャンもマフラーや手袋さえもしてやったことが無かった。
ゴメンよレンズ。
今すぐamazonでポチからよ。

実際AppleWatchは目立たない

AppleWatchは正直分厚いくせに目立たない。

AppleWatchのようなハイテクてんこ盛りの腕時計だからというわけではなく、腕時計の業界では「薄い」ということも美徳とされる。
もちろん、ダイバーウォッチやオラオラ系、ステータスを象徴するような腕時計などはその視界性や見た目で真逆をゆくわけであるが、少なくとも一般社会のビジネスにおける腕時計はあくまで黒子に徹し、シャツ袖に引っかからないよう薄く作られているとどこかで聞いたことがある。

AppleWatchをする以前から腕時計はしていた人なので今更AppleWatchをする違和感は無いが、前述しているように時間の確認とビジネスでの正装の一部として「時を知るだけ」という旧態然としたローテク機器を飽きもせず常にしていたものだなぁ…と感慨深い。
そう考えるとAppleWatchは腕時計の再発明というよりは、

時計も付いたまったく新しい情報機器

であり、腕時計のカテゴリに無理矢理入れ込むのはどうか?と思う。
また、あろうことか今までしていた腕時計の一切はビジネスのみならず、冠婚葬祭でもすることが無くなってしまい、腕時計の価値や存在そのものも駆逐してしまったように思える。
何れにせよAppleWatchが腕時計業界に与えた影響はとてつもなく大きい。

さて、そんな腕時計の風上にも置けないAppleWatchであるが、見た目の違和感は案外無いもので(と ヒロシは感じている)、Squareなフェイスも腕時計には以前から存在しているわけだし、そこかしこのメディアで「AppleWatchはフツーの腕時計に比べると分厚い」と評されはしているものの、労働者の腕時計でお馴染みの某腕時計と比べても厚みはほぼ変わらないと言っていい。
逆を言えば、フェイスは機能するその時まで漆黒の画面を貫き、飾り気の一切ないベゼルは慎ましやかで百花繚乱の腕時計業界の見た目競争とは乖離し とてもジェントルで気品が漂う。

実際のところビジネス・プライベート問わず常にしているAppleWatchだが、声をかけにくいのか目立たないのか、もしくはもう珍しくもなくなってきたのか、注目度はコトノホカ低く、田舎のコンビニエンスやお店で代金を支払う際、AppleWatchをリーダーにかざすと
「あ、それ凄いですね」
と言われるくらいだ。

まぁ目立つためにしているわけでもないしね。
ヒロシのガジェットに対する持論ではあるが、

目立たずに隅っこでコソコソ何かやってる

というのが真のガジェットの楽しみであり嗜みであると思うのだ。

裁縫道具

久々にYシャツの袖ボタンを自分で縫い付けた。

家事全般担当なので、食事、お風呂、洗濯、アイロン、新聞、ゴミ出し、送迎、他にも書き出すとキリがないというか、やってないことは「裁縫」のみだ。
出来ないわけではないのだが、男が裁縫をする姿ってなんか様にならないというのか、いや、、、 既に様になってない生活がずぅ〜と続いているのだから今更ナニ?と思われるかもしれないが、自分の中でせめて裁縫は女性に任せたいんだ。

個人差も勿論あるんだけど、結ばった糸を解いたり、針仕事、編み物、織物、リリアン、アクセサリーの扱いは女性の方が断然上手いと思ってるし、実際今挙げたほとんどのことがヒロシは苦手だ。
女性の指は結んだり紡いだりするのが得意だと思うんだよな。。。

しかし今日、嫁さんに「ヒロシはボタン付けくらいは出来る」ということがインプットされてしまった。
なんだか損した気分。