2度 美味しいホワイト餃子

ホワイト餃子を食べたことがない、近くにお店がない、 そんな方もいらっしゃると聞きます。なんと悲しいことでしょう。

ホワイト餃子との出会いはヒロシが高校1年生。
同級生のちゅうちゅう家でおかんのしま子が作って食べさせてくれたのが最初だった。
しま子は言った
「ホワイト餃子の日はホワイト餃子しか食べないの」
以来、我が家もその教えを頑なに守り続け、昨晩もご飯や味噌汁 副菜を添えること無く、ホワイト餃子のみ50個を家族で食しました。
前回のエントリーで空腹の時間が大切 と書いてるのはご愛嬌です)

さて、ホワイト餃子についてもう少し書こうと思ったけど、とても分かり易い動画を作成しているので是非見ていただきたい。

ホワイト餃子は店舗で食べることも出来るが各家庭で料理することもできる。
お店の味、自分で料理するのは面倒という方は各店舗で食していただくほうが適宜だし、腕に自信がある、リーズナブルに大量に食べたいという方はお持ち帰り用 冷凍餃子を買い求めて自宅でクッキングがオススメ。
ヒロシは勿論後者。
好きな時間に好きな人と手軽に大量に大好きなホワイト餃子が食べられる。
こんな幸せってあるか?

ホワイト餃子を食べたことの無い人に「ホワイト餃子ってどんな感じの食べ物なの?」と聞かれた時、

肉厚の皮を纏った小さめのカリカリ肉まん

と答えて納得いただいている。
正にその通りで1個あたりのボリュームがかなり有り、表面はカリカリで中はジューシー、成人男性でも10個〜15個食せば満足できるであろう。
それを昨晩はウエディングケーキばりに2段重ね 50個も作ってしまった。

勢い余って…というやつだ。(20個程余っちゃった)

育ち盛り中1息子の援護射撃を期待したけど、夕飯前にポテチとお茶漬け、アイスクリームを食べててもう無理なんだってさ。

まぁ仕方がない。 ヒロシも大人なので残り物を腹がはち切れんばかりに胃袋に詰め込むような無茶はせず、楚々とサランラップを被せて冷蔵庫で暫く眠ってもらうことにした。
一夜明け本日お昼。
ホワイト餃子は美味しいので連荘でも食べられるが、昨晩のホワイト餃子とは少し様子が違う。
表面のカリカリの皮はシットリ、ブニョブニョしてて冷たい。。。

(・・;) うぬ

仕方ないのでレンジでアタタメ。
温かくなった分、幾分美味さが回復しただろうか?
今までホワイト餃子は作った分その日に食べきっていたので、このシチュエーションは初めてだ。

(๑•ʜ •๑) パク !?
ん ーーーい!

たこ焼きだ!たこ焼き!
中身の具は確かにホワイト餃子のままだが、外側のブニョブニョしている皮は紛れもなくたこ焼き。
ソースをかけるもよし、マヨネーズをかけるもよし、醤油もイケる。
なんだこの広がりは。。。 まるで1晩経った美味しいカレーぢゃないか!
かくしてヒロシは 醤油+マヨ+ラー油 という塩気とまろやかさと辛味をブレンドした特製ダレでいただきましたとさ。


慢性満腹症

物語の中で 「なんだ おまえ腹減ってんのか?」

なんてゆう場面が昔はあったんだけど、この平成の世ではそのようなシュチュエーションも、またそれを再現したとしても嘘臭く映ってしまうのだろう。

みなさん今日もお腹は満腹ですか?

生き物の中で常に満腹状態なのは人間とその周りのペットくらいのものだ。
生きるという言葉を難しく解釈すると答えが出難いので、単純に「食うこと」と仮定し、その為に生き物は行動しているとするならば、人間はもう生きる意味を失っている。
いつも満腹なのだから。

生き物の進化の過程で食べることを疎かにするわけにはいかず、如何に効率よく「食うか」というのは命題だ。
だが「食い過ぎ」という満腹状態はソレ以上に異常事態で、注意するどころかそれが慢性化している今の世の中は、間違いなく人間を死へ近づけていると思う。

空腹の時間はとても大切なのだ。