比較明合成で遊ぶ

比較明合成(コンポジット撮影)というらしいですな。
そろそろinstagramに投稿するネタが尽きてきて、且つあの頃の新鮮さやインパクトが薄れて、

「あゝ、こいつ またいつもの写真上げてんなぁ」 (-_-;)

と きっと呆れられていると思います。  し、実際本人も結構飽きてますw
しかしまだヤメるわけにはいかないので、他の手立てを考えたどり着いたのが、今回の比較明合成の写真でございます。

比較明合成とは

↑  比較明合成の正しい知識は各々調査いただき、アタクシのような若輩者が要約するとすれば、

たくさん撮った写真の中で明るい部分を足し算してくこと

です。
なので明るい写真(特に日中)や明るいものが写っている面積が大きい写真を比較明合成すると、限りなく真っ白に近くなります。
つまり足しすぎ注意です。

10+10+10+10+10+10+10+10+10+10 = 100

感覚的には黒い画に白いインクを垂らして行くようなイメージですので、夜景とか星とか月とか建物の中とか暗い場所で撮った写真を用いると良いでしょう。

これは昨晩 南側の夜空。
RICOH GR2を三脚固定してベランダから約2時間 、星の写真を 1枚 1枚撮り続け、それを何枚も重ねた比較明合成の写真です。
木星とスピカが写ってます。

アハ(笑)、何が写ってるか全然分からないでしょ?
これを うむ、アレが木星でアレがスピカだな と見つけられた人は天才ですw

比較明合成は明るい部分を足していく画像処理なので、星のように動いている(←つい最近発見したんだがね…)光の場合は出発点から終点まで、ツツーーーーーーゥっと 線を引っ張ったみたいに写ります。
北側を写すとポラリスを中心に円を描くような光跡になります。
南側を写すと楕円のような光跡になります。
東側を写すと右上がりの光跡。
西側は反対に右下がりの光跡になります。

なので、見栄えのする比較明合成をしたくば、北側を向いてポラリス中心に構図を決めて、真ん中あたりに見栄えのするオブジェを入れてやるととってもステキな写真の出来上がりです。

星だけではありません。
これから夏になると雷の稲妻を見ることが多くなってきますが、比較明合成すれば、何本もの稲妻が天空から地上へ降り注ぐような世にも恐ろしい画の完成です。

あと、車のテールランプやらヘッドライトをバルブ撮影(長時間露光)することが有りますよね。
アレは長い時間やってるとシャッターが開きっぱなしなので、長秒すぎると全体的に真っ白っけっけの写真になったり、思ったように車が走ってくれなくて寂しい光跡になったりしますが、比較明合成であればシャッターを開いている時間とは関係ありません。
1枚1枚の写真の明るい部分だけの合成になるので思いの外 楽をして画を完成させることが出来ます。
しかもGR2の場合、シャッターボタンを半押しすれば撮影経過も液晶画面で見ることが出来ますし、途中不意に強烈な光が入ってもその時点から切り捨てて失敗写真になる可能性を限りなく排除しています。
スゲーなGR2!

さて、もうひとつ作例。

1枚目はコレ↓(hilo4熱唱)

2枚目はコレ↓(木陰で撮った失敗作)

3枚目はコレ↓(目測誤りで撮った月)

んで3枚の失敗写真を比較明合成するとコレ ↓

ぢゃん!(?)

 

ね、いいだろ? ライブやってるみたいだろ?
hilo4がカラオケで19のままさを歌ってるのをセルフ(10秒に1回インターバル撮影)で撮り、これまた数多の失敗写真と合成してみました。
見事に合成出来てるっしょ?
失敗作品も捨てずに取って置くと、こうしたレアケースで活用することが出来ますねw

これはiPhoneアプリで合成しました。
AppStore内で「比較明合成」と検索してみてください。
何枚でも重ねることが出来るみたいで、iPhoneのカメラロール内の画像なら合成したい写真を選び ”合成” というボタンをポチと押すだけです。簡単です。
しかも無料。

 

そんなわけで、ここんとこ比較明合成に凝ってるhilo4ですが、考えてみると写真というよりは合成処理をしているだけなので、本来の写真の意味から逸脱しそうで怖いです。
出来るだけ「あ」と思った瞬間をカシャっと写したいと思ってるので使いすぎには注意ですね。

独り言です… ただのw

最初はOLYMPUSのOM-D E-M5がそもそもの始まりだった。
その頃からOM-D E-M5 は5軸のボディ内手ブレ補正だったし、それが当たり前でスタートしたので、その後購入するカメラの第一条件としては

ボディ内手ぶれ補正機能

有りきで、勿論低価格という部分も踏まえつつ、PL-3やら、GR IVやら、OM-D E-M5M2やら、PENTAX K-3IIやら、KPやらを買い足していった。
だが今現在、ボディ内手ぶれ補正を持ったボディは1台も所有していない。

 

良くも悪くもFujiFilmのX100Fはボディ内手ぶれ補正(レンズ内も勿論無いけどw)もなく、交換不可の固定式35mmの単焦点レンズだし、APS-Cだし、コンデジなワケだけど、究極どのカメラよりも信頼しているし、お金に糸目を付けずに世界で1つだけカメラを選べと言われたら恐らくX100Fを選ぶだろう。
ただ人には絶対勧めないw
昔の68K Macみたいなものです。

自分にとって手ぶれ補正機能って一体なんだったんだ?

まぁそんなこと「なんだったんだ?」などと自問してみても、結論として自分の撮影スタイルにはあまり必要が無い機能だったんだと思う。
これは手ぶれ補正機能に頼らなくても撮った写真が1枚もブレていないということではなく、ブレていても写真だということだ。
ブレてたり、ボヤケてたりする写真の方が好みなのね。
解像度とか高精細とか高感度耐性の真逆であるけれど、プロの写真家でもないし、記録写真でもないので、数年後、数十年後、写真に飽きるか、写真そのものの在り方が変わった時に、自分が撮ったくだらない写真を見返して、

ああ、 コレね…

とニソニソと笑みを浮かべながら、あの頃の自分が何を考えて撮ったのか?を感じてみたいんだ。

それから、35mm

ズームレンズってのをあまり使わなくなった。
FujiFilm X-Pro2に100-400mmを付ける時はテレ端で、息子の陸上競技の試合を記録する時だったり、気が向いて遠くの鳥、月、飛行機、動物なんかを追っかける時くらいだ。
なんせズームは画角に迷いが生じる。

単焦点レンズでも35mm以外の焦点距離は自分にとっては扱いづらい。
スナップショットで35mmは最強で、「あ」と思ってシャッターを切るとそのまま「あ」の時のを収めることが出来る。
28mmだと「あ」、、、、 の後に小走りで被写体に近づいてシャッターを切るし、50mmでは既に近寄り過ぎている。
その関係もあってやっぱりX100Fなのだろう。

らっきょう漬けスキだろう?

男どもよ、

らっきょう漬けスキだろう?

発言や発表の自由が大いに許されていたのはいつの頃か。最近ではあまりにも(←ってのが曖昧だけど)度が過ぎる態度、行動、発言には◯◯◯◯◯ハラスメントというレッテルを貼られ、見ず知らずのやつからバッシングを受けるという恐ろしい時代に突入したね。
しかし、男どもよ、君たち らっきょう漬けスキだろう?

まぁコレが偏見ってゆうんだとお叱り受けるかもしれないが、偏見だから仕方がない。
兎に角らっきょう漬けがダイスキです。
以前は実家の親父がせっせとらっきょうを漬けててくれて、時折実家に帰ったときには瓶に詰めて分けてくれたんだけど、社会現象でもある高齢化っつーのになり、もう らっきょうは面倒だから漬けないんだってさ。
………な〜んてガッカリしてたら、昨年度は嫁さんのおかんの知り合いの友達のケーキ屋さん(←関係がややこしい)が、らっきょうを漬けたということでおすそ分けをいただき、ペロリと1週間くらいで食べちゃいました。
あれは本当に美味かった。ありがとうエリザベス。

だが、今年はそんな雰囲気も気配も無いから自ら漬けることにした。
古漬けはあんまり好きではないので、カリカリとみずみずしい感じで食べられる新漬け。
且つ、甘ったるぅ〜いのも好きではないので、砂糖少なめ塩ちょい多めの味付けのhilo4オリジナルブレンド汁で漬けてみました。
3日から1週間くらいで食べられるようになるらしいので、来週が楽しみになってきました。

自分らしくでいいじゃん ビバまいすたいる!

AppleMusicのHUB それで良いジャマイカ

Life for the Music

↑ そんな人生とは全く無縁のhilo4ですw
嗚呼、、作曲家とかミュージシャンとかDJになりてぇ〜!

年をとって思うんですけどアレもやっぱ才能だわね。
失恋してギターを始めたのがキッカケで、5年くらいギター教室にも通ったけど、全然ものにならず、唯一誇れるコトと言えば「F」が押さえられるコト。
1番苦手なのはsus4だのadd9だの小指を使うコードね。
だいたいギターは弦の数が多すぎなんだわ!

さて、それでもやっぱり音楽にまみれて仕事をしているhilo4。
書類作ったり、オンライン作業したり、お金に成らないblog書いたりしながらAppleMusicで音楽を聞きまくってんだ。
(あまりまみれてる感有りませんか?)

アレ?アレクサさんは…

そう思ったそこのアタナは鋭い。
そうなんです。アタクシamazonEchoとGoogleHomeMiniを持ってるんですが、音楽聞くときはもっぱらAppleMusicなんっすよねぇ〜。
理由は簡単で、やっぱ余計なお金は使いたくないぢゃん?
AppleMusicはファミリーパック(?)で家族の端末も全部AppleMusicが利用出来るから、iPhone、iPad、Macでジャンジャカ聴き放題。
一方、amazonEchoはamazonMusicかdヒッツ、うたパスを契約しないと楽曲数がショボくてね。
GoogleHomeMiniもそう。(要GoogleMusicかspotify)

現状キッチンに常設の「質問出来るけどまともな答えが返ってこないamazonEcho」は実はamazonMusicを契約中。
だから

OK, 違っ  アレクサ!音楽かけてー!

と発話すれば、まぁいつもスピッツと一青窈と槇原敬之の曲ばかりかけやがるけど、とりあえず音楽が流れる仕組み。(アレクサどんだけロビンソン好きなんだよw)
機能はしてる。
だが、spotifyやAppleMusicのように新しいというか、「お!」という曲の出会いが無いのが全然ダメ。
有料の割にソコ来たかぁ!という小粋なセレクトぢゃないのよねぇ。
確かにsubscription型の音楽聞き放題プランの中でamazonのプラン(Echoプラン)はダントツに安い月額380円。同Unlimitedプランでも月額780円だから仕方がないのかもしれない。
AppleMusic(月額980円、ファミリー月額1,480円)やSpotify(月額980円)はお金払えばそこんとこGood Select。200円の差は結構有るのかな…

なのでもうamazonMusicヤメちゃって、amazonEchoはキッチンのiMacにbluetooth接続してAppleMusicを聴いちゃってます。

ただのbluetoothスピーカーでぇ〜すw

amazonEchoの唯一素晴らしい点は、様々なデバイスからbluetoothで入出力出来ることろ。
iMacで映画とか観る時もAppleMusic聴く時も音はamazonEcho(ウーファー内蔵)から出した方が迫力あるしね。
それ以外はGoogleHomeMiniの方が断然 音声認識能力も高いし、情報も正しく、発話(?)のスペル間違いも正確ね。

AIスピーカーも製品としては出尽くした感があって、あとは性能と精度を上げてゆくしかないんだけど、思いの外 その歩みは鈍足で、いつまで経っても快適なやり取りには程遠い印象です。
もっと頑張れアレクサ!

やはりAirPodsか

コーヒーをいれて金にも成らない投稿をする。
う〜ん、馬鹿げてて良いぢゃないか。

嫁さんには、お父さんのいろいろな特技がお金になればいいのだけれど… と、褒めてるのかディスってんのか分からない言葉をかけられるけど、多分お金になることは無いのでゴメンナサイという気持ちでいっぱいです。

AirPodsのその後ですw
購入してカレコレ1年くらい経ったかな?
当時「耳からうどん」と日本国内では酷評され、そうは言いつつもコレを皮切りに各社こぞって左右完全独立型bluetoothイヤフォンを販売し始めたっけ。

How is everyone from then?

シンプルなデザインで、今では「耳からうどん」で良かったんぢゃないかと思えるくらいスタイリッシュ。
他のbluetoothイヤフォンはどうしても補聴器感が否めなく、ゴロッとしたフォルムのためか結構悪目立ちしちゃう。
嗚呼、やっぱりAirPodsだな…と。

それからApple製品との相性は見事なもので、iPhone、AppleWatch、Mac、の間でシームレスに簡単に切り替わる。
ときどき繋がってないこともあるけど、ごちゃごちゃしてる間に繋がるようになる。
残念ながら我が家は結構なApple党で、パソコンもケータイもルーターもTVセットボックスも全部Apple。
AndroidやWindows、他のOSが稼働するデバイスが無いのでこのAirPodsがApple製品以外の親和性が有るのかどうか知る術も無いのはご勘弁を。

しかしデメリットも無いわけではない、
唯一と言って良いのが

AirPodsが耳の形に合わないコト

これは製品の賛否両論というよりは人の耳の形は千差万別だということ。
サクっと耳に固定される耳の人、ねじねじコネコネしても全く固定される気配の無い人、その中間の人。
この点においては世界中が納得しているのであろう、毎回Appleの二番煎じのような製品群を発売することが多い中、AirPodsに関しては他のbluetoothイヤフォンで酷似、または類似する製品は見当たらない。

hilo4が今まで経験してきた中では、やはりBoseのイヤフォンのフィット感は完璧と言って良いほどどんな耳でもフィットすると思われる。
耳の穴ではなく耳の縁(?)をシリコンの羽で支えるというアレは強力且つ長時間つけていても耳が痛くなるような事は無かった。
AirPodsがあまりにもフィットしない、、、 当初(購入直後)そんな悩みを抱えていたので、真剣にBoseのbluetoothイヤフォンに買い換えることを検討したくらいだ。
なのだが、今では少しコツを掴んだので当初のような悩みはあまりない。

耳の形は千差万別いろいろあって、またその形が一定ではないのは当たり前。
そうなるといろいろな形に合わせる方法として、いろいろな形に柔軟に変化対応できる様々な大きさ(S、M、L)の素材、つまりはBoseのイヤフォンのStayHearチップのように柔らかいシリコン素材を使った補助固定具を耳にフィットさせる方法が考えられる。
一方、AirPodsはそんな気の利いたものは用意していない。
まったくどこまで調子乗ってんだよ!
AirPodsはプラスティック製でまんま◯に棒がヒョロと出ているだけだ。
Apple製品のデザインの多くはシンプルを心情としている。
一見すると、俺でもデザイン出来るぞ ジョナサン! と言いたくなるくらい余計なものを削ぎ落とす、いわゆるミニマルデザインで構成されている。
でもジョナサン、耳の形はいろいろ有るんですぜい? そう進言したAppleの社員が居たのか居なかったのかは、現在の製品を見れば分かることだけど、それでも誰か云えよw

ってなワケで、全然耳にフィットしない。カラダを傾けただけでポロっと外れる。知らない間に1個落としちゃったよぉ。もうAppleなんて大嫌い!とAirPodsをゴミ箱に捨てちゃった仲間もいるかもしれないけど、今一度、上記のような状態だったhilo4が起死回生で快適になる方法を見つけたのでOne more chance。

言葉では凄く説明しにくいので画像でね(←おい!)
兎にも角にも適切な角度ってヤツがあるみたいなんです。
それは人それぞれなので「◯◯度」とは断定出来ないんだけど、ちょっとソレで留まりますか?くらいまでグイグイっとAirPodsの棒の部分を上方向に上げてみよう。
なんだったら耳にグイッと入れたらまず水平(90度)くらいまで上げて、徐々に下げてみてください。
そうすると、


全体的に大変Qualityの低いモデルですんません(自撮り)


アレ?

と、今までAirPodsとのフィット感に無縁だった耳に、僅かな希望の光を感じられるSweetSpotが出てくハズ。
ソコです、ソコ。

ミニマルデザインなんて誰でも出来るわい!と思ってたアタクシ、ホントにジョナサンごめんなさい。
◯というのは全ての形にフィットする形なんですな。
要は◯がフィットする面を角度によって見つけ出すことだったんです。
そうだよねジョナサン!(多分)

つーわけで、まぁ物は試しで全然フィットしない!という方には特にオススメのAirPods装着法でした。

シールの話

しつこいですがシールの話です。はい。

近年のカーディーラーの対応がそーなのか、それともメーカーの違いなのか、いずれにせよ今回我が家で購入したMAZDA CX-8 のリアウィンドウには、あの忌々しい性能表示シールやらディーラーのシールもなく、カタログで見るソレそのまんまのリアビューでとっても好感がもてる。

そもそも炊飯器や冷蔵庫に貼り付けてある、消費電力○○%削減 とか、両開き とか、Wおどり炊き などという余計な性能表示シールって、開封時に剥がすぢゃない?(剥がさない人もいるかも)言ってみればゴミなんですよ。
だいたい購入前に、そうした性能を鑑みて購入に至るわけで、開封時にコレどーですかー?! みたいに貼り付けられていること無駄だと思うんだよね。
ましてや、5年〜10年くらい常用するクルマの、大型で他人から目視されやすいリアウィンドウに排ガス50%削減だの、エコカーだの、ディーラーのシールだの、めちゃくちゃ迷惑ですわ。
広告宣伝費をもらって無いのに宣伝をさせられる身にもなれっつーのw

とあるご年配の方にこの話をしたらば、あのシールを貼っておかないと税金が高くなるとか車検通らないとか、どこでどんな催眠術をかけられたのか、アレを剥がすと違反!くらいの意識があるらしいです。
ま、いいけどね。

ともかく、シールを貼るのは小学校低学年まで!だ。

諦めてからが人生だ

人の一生というのは想像するより遥かに長い。
幼い頃 おぼろげに、このまま大学行って就職して彼女が出来て結婚して子供が出来て家建てておじいちゃんになって惜しまれつつ死ぬんだろうな…って思ってたけど、現実は想像と全然違う人生だし、もっといえば「おじいちゃんになって惜しまれつつ死ぬ」までに物凄く時間がある。
惜しまれないかもしれないしな…

その壮絶かつ生きる意味さえ未だに分からないhilo4だが、老眼だけは確実に進行していて、前回のエントリーにもあげたけど、AppleWatchはただの見難いデジタル時計になってしまったわけである。
歳を取ると新鮮味に欠けるというが、そんなことはない、、今なお未体験のカラダの不調を乗り越えるための駄作という打開策を模索している。

見えないのなら見なきゃ良い。

Qu’ils mangent de la brioche

である。

そうなのだ、もう老眼は治らない、どんどん進行する呪いならばスマホもAppleWatchもあきらめて、昔みたいに機械式腕時計とシステム手帳に変えてみたら良いジャマイカ!と諦めていた。
が、諦めてからが人生 なのである。

普段メガネはRaybanを好んでかけている。
自他共認める東洋人顔のくせしてRaybanとは笑えるが、んなこたぁ関係無い。 Raybanはサングラスで有名ですが、普段使いのメガネにもかけやすく疲れない。なによりレンズがデカイところがミソなのだ。

天地が低いフォックス型のモデルやボストン、オーバル、様々なラインアップの中でお気に入りはサーモント型のクラブマスター。
所謂おっさんメガネだ。
こいつは天地がたっぷりあってクリップオンでサングラスにも利用しているので、クルマの運転や仕事やプライベートでのメガネとして生活の8割はこいつで過ごしていると言っても過言ではない。
おっさんになってくると、自然と定番モデルをリピートしたりして特定メーカーに固執しがちだが、それはそれなりにメリットがあるからなのだ。

クラブマスターはブラックモデルを主にクルマ運転用と普段使いにブラウンモデルをしている。
ここのところ時折 右目の視力が怪しくなってきたのもあり、視力を測り直してレンズ交換だけしてみようと隣のAEONの中にあるメガネ屋さんに行ってみた。
検眼をしてサクサクとレンズだけ注文して帰ってこようと思っていたし、ちょうど昼飯ついでだったので空いているであろうと予想して飛び込んだところ、人生とはハプンの連続なのだよ。

 

「ご主人は今 老眼 キテませんか?」

なんだこの人、ひょっとして預言者??
ズバリ言い当てたその店員は、私のカルテを見ながらそういった。
「ええ、まぁキテるどころがもう諦めの境地ですわ」
そう言うと、その言葉を待ってましたとばかりに、

「ご主人、ちょっとお値段はハリますが、是非遠近両用のレンズ入れてみてください!」

う…、、 ただ昼飯ついでにフツーのレンズに変えたいだけなんだけど…
そう思ったが、あえて「お値段ハリますが」という真摯なセリフに心を動かされ、取り敢えず話だけは聞いてみた。

老眼は65歳くらいで止まること
40歳前半から10歳刻みで老眼が進行すること
近視と遠視で老眼のレンジ幅が違うこと
安いレンズ(遠近)は使い物にならないこと
メガネのフィッティングが大切なこと
もっとじじいになると老眼を通り越し白内障の手術のついでに裸眼になれること

なんだかスンゲー納得しちゃったw
そうなんです、今(43〜65歳)が耐え時なんです。
しかもある程度の値段のはるレンズとメガネのフィッティングによって、劇的に遠近両用メガネの使い勝手が向上とか。。。

検眼して度数を合わせ御覧ください!!

うわぉ!♡

か、か、買います!

(↑ お支払の図)

というワケで、昼飯ついでに寄ったメガネ屋で4万円弱の出費でございます。
見事にヤラレましたね。。。

けど、本当に以前作った遠近両用メガネのそれとは違い、見やすい、歪んでない、疲れない、とても便利 だということがわかりました。
スマホもAppleWatchもパソコン作業も仕事の時の書類作成も全部全部諦めていましたが、ちゃんとしたお店でちゃんとした調整をして遠近両用メガネを購入すれば、諦めることは無かったのかもしれません。

あとは65歳の誕生日を諦めず無事に迎えられるよう頑張ろうと思います。