引き出しから出てきたコレに癒やされた

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今回の諸々の騒動については後日語るとして、約1ヶ月間に及ぶ入院生活では苦痛と退屈との戦いだった。
点滴や心電図や尿道のカテーテルで繋がれ身動きがとれない狭小ベッドで半月ほど寝ていると背中や腰や股関節やいろんなところが痛んだ。。。
2週間も過ぎるころ、心電図が抜け、尿道カテーテルが抜け、点滴が抜けてコードレスになった。

人はコードレスであるべきだ。

コードレスに成って以降もいろいろとあったけど、そうなってくるとベッド上で過ごす時間が長くなる。
時の流れが通常の3倍くらいだろうか? 病院の1日は長く、夜は全然寝られない。
1日中観るテレビはCHを変えてもどの番組も繰り返しのネタ、毎朝売店で買ってくる朝刊も隅々まで読んでも1時間ほどで完読、女性自身、monoマガジン、週刊文春、、、読み飽きる。。。
そして思い出した古の暇つぶしマシン。

ゲームボーイミクロ

任天堂のGBから始まる末裔のハンディゲームマシン。
これでポケモンやら遊戯王やらをプレイしたチビッコたちも多いと思うが、ファミコン世代のオジサン連中にもとても馴染み深いソフトのラインナップが盛りだくさんだ。

今どきはスマホゲームもたくさん有って、ほとんどの人がそれで楽しんでいるのは間違い無いのだが、病床でケータイ電話(電波がつながる)はご法度。
かと言ってオフラインゲームマシンを考えてもNintendoSwitchもオンラインがありきのシステム構成だから、2018年に楽しく遊べるオフラインマシンを探すのは至難の技だ。
だが、我が家の引き出しの奥底にゲームボーイミクロが眠っていることを思い出し、嫁さんが見舞いに来たときにパンツやタオルの着替えをお願いするよりも、引き出しのゲームボーイミクロを探してほしいと懇願した。

ある場所にあるはずのゲームボーイミクロはなかなか見つからず探すのにかなり手こずったらしい。
現物は息子が持ち出していてバッテリーが干上がった状態で発見されたのでACアダプタとソフト数本を病院に持ってきてくれた。

何年ぶりだろう?5年以上、、、いやもっとか?
多忙と過ぎ去る日々の早さにスッカリ忘れ去られたゲームボーイミクロ。

やはり最初に起動するのはスーパーマリオブラザーズであろう。
ご覧の通り手の中に収まるくらい小さなゲームマシンだから老眼が進んだ目には辛かったけど久々にステージ3-2で「無限増やし」が出来たのは自分でも驚いた。
そこからはもう毎日ゲーム三昧。
しかもポッケに入るほど小さなマシンだから病床ぢゃなくても病院内の談話室だったり、午後の診療が終わったあとの長椅子に座り込んで何時間とプレイした。
グラフィックもゲームの緻密さも内容も単純なものだけど、ゲームの本質は今も昔も変わらない。とても楽しめた。

退院して手元のiPhone8と比べてみたけど本当に小さくて可愛い。

本当に癒やされた。
懐かしく温かい気持ちでゲームに没頭出来た。
距離が近くなる老眼とスッカリ衰えた動体視力と反応だけど、ちゃんとクリア出来るゲームタイトルもある。
50歳を手前にしてあらためてこんな小さなゲームマシンに恋をした。

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