北を考える

だいたい北はわかってるつもり。
ほとんどの家のベランダが南にあってその反対側が北。
若い頃飛び込み営業をする時は「雨が降り出しそうな曇りの日」を選んだ。
曇っているのにベランダに洗濯物を干している家は不在、ちゃんと取り込んでいるのは在宅。


さて、そんなことより今は必死に北を探している。
理由はご存知の通り極軸を真北に合わせたいからだ。
赤道儀を使い始めた頃、とにかくポラリスが真北だと思っていたので、老眼の目を酷使しながら小さな穴からポラリスを探してた。なかなか見えないのだが…
それからコンパス(方位磁石)で北を見つける方法を研究した。
どうやらここら辺りではコンパスの針が北を示す方向から7度ズレているので、北を示した針から気持ち7度東にズラしてみた。
でもコンパスの針って周りの環境にすごく敏感で、鉄骨やエアコンの室外機、自動車、地場、いろんなものに反応するから7度ズラしても、そもそもその北が北ぢゃないことが多い。
続いてGPSを試した。
これは思いの外精度が良く間違いなく北だろ!と思える方向にデジタルの針を指し示すのでかなり頼りにしていたが、GPSだけに室内はもちろん、衛星の電波を拾えるところぢゃないと役に立たない。

うぐぐ。 一体北は何処なんだ?


建物の北は本当に北なのかも? ( ゚д゚)ハッ!
至極当たり前のことだが、住宅というものはヤタラメッタラ建っている訳ではない。
特に公共の建物とか大きいアパート、マンションなんてものは恐らくしっかりと測量して真北、真南、水平をきちんと取って建てないと歪んだり崩れたりして大変だもの。。。

そんな適当な根拠を基に、南に向いているベランダの際(キワ)を真南、その反対の際を真北と想定して赤道儀をセッティングしてみた。




まぁ今までと比べ劇的に変わった感じはないのだけれど、ポラリスだとかコンパスだとかGPSだとか、そうしたものは一切無視でベランダの際を基準に合わせるだけなのでとても楽だし、確かに理にかなっている気がする。
もちろん屋外とか山の中ではこんな方法は役に立つはずもないのだけれど、毎晩ベランダから見える星を撮る時はこれで十分だと思う。


んで試写

 




どうだろう?
SSを長くするために絞りはf5.6、ISO100でSS40秒。
星はどれも点像している。
大きく流れている星は無い。(と思う)


つまり、街中で「北」というのは建物の北であり、まさに測量したまんまの北が北である。

家電4sは6PLUSになり6sは息子へ、そして父は8REDになる

iPhoneを買い換えると、それに連なって新旧iPhoneの最適がどこの家庭でも行われているかと思います。



でもってアタクシはカレコレ2年強使用しているiPhone6sをこの度
iPhone8 ProductRED 256GB へ10年ぶりにdocomoで機種変更しました。
10年ぶりの機種変更といっても、10年前からズッとSIMフリー機を使っていてdocomoでの買い替えをしていなかっただけなんですが、前エントリーでも書いたとおり、SIMフリーという言葉が死語になりつつある今、端末をガチの値段で買ってキャリアのSIMを使うのもバカバカしいお話になってきましたのでね…
今回は皆様がブーブーと文句を言ってるキャリアに縛られてみたいと思いました。


さてと、前置きはコレくらいにして、8REDがやってきたので手元の6sから8REDへデータ移行です。
この作業も昔に比べ随分に楽になり、元データをiTunesでしっかりBackUp録ってから新端末へ流し込み、あとはLINEの移行を正しくすれば無問題で完結。
iPhoneの良いことろでもあり悪いところでも有り、かといってこれ以上どうしようもない、今ではオーセンティックと言っても差し支えないほどスマホ然としている前面パネルは新しいiPhoneになったとしても変わらないものだ。
(背面カバーを付けるとカラーバリエーションすら無意味w)



家庭内ヒエラルキーが残っている場合とそうでない場合があるが、我が家は家庭内ヒエラルキーが残っている。
一番偉いのは嫁さんだ。
彼女はいつも最新のiPhoneを持っている。しかもデカイやつね。
その次は家庭内のインフラと機械全判の制御を行っているアタクシ。
そしてピラミッドの底辺にいるのが息子。
今回はそんな息子に第二の地位で使用されていた6sが与えられることとなった。
データ移行は前述のとおり、元データのBackUpを録って新たな端末に流し込むだけである。
新しくなったハズのiPhoneを見て息子は
「なんでお父さんのケータイが僕の机の上に置いてあんの?」
と素朴かつ感動のないコメントをぶつけてきたが
「前の(5s)よりちょっと画面が見やすくなった」
と少しだけ今回の6s昇格を喜んでいるように思える。
で、次。


次は家電の入替えである。
家電=家の固定電話

今の時代にアナログ回線の電話機をご使用の家庭はほぼ皆無かと思いますが、アタクシの実家は未だにインターネット回線も引き込んでおらず、光回線やIP電話も導入されていません。
先日も家のリフォームを私の仕事関係の業者に委託したのは良いのですが、その後 業者から実家へ電話をするも全く電話がかからず、困りあぐねた業者がアタクシのケータイに電話をかけてくる… といった、「電話に出んわ」ということもしばしばあるようです。
ですが、その息子の住まいにはインターネットもIP電話も導入済みなので、当然のように電話機はお古のiPhoneを使用しています。

IP電話ですから電話機は何も問わないわけで、iPhoneやAndroidでもSIPアプリを入れておけばそれは造作もありません。
4sから死蔵されていた6PLUSへ変更しました。
変更して一番良かった点は、コネクタが古臭いDockコネクタからLightningに変わり、我が家では全てがやっとLightningコネクタになりました。
そう考えると、無線充電のQiへの移行はしばらくかかると思われ、あと5年くらいは時間を要しそうです。