PENTAXといえば紫

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PENTAXといえば「緑」の発色が素晴らしいと界隈でも言われておりますが、ネガな部分に目をやりますと「紫」の発色が酷いです。

ペンタキシアンの方々にはお叱り受けること重々承知で書いてます。
が、他社機種からPENTAXに飛び込んで、まず目に付いたのがこの紫の現象

パープルフリンジ

であります。

さきほど室内で撮影した腕時計の写真です。
レンズは smc PENTAX-FA2.8 28mm AL

たいして意地悪な環境で撮影したものではありません。
レンズもオールドレンズと呼べるほど古いMFのものではなく、AFも動作する10年位前のレンズなのですが、暗い室内にも関わらず 遠慮なしに腕時計のベゼル外周を覆うパープルフリンジ。
レンズだって色々試しました。
銘玉FA31 、最新の55-300mm 、DA35mmMacro…含めもろもろ8本程。
炎天下 逆光で撮ったり、太陽光がギラギラと反射する被写体を撮ったワケデモナイのにパープルフリンジ。
まぁこの「パープルフリンジ」って言葉自体、PENTAXを使ってはじめて覚えた名前でもありますが…

PENTAX(会社・機材)はとても真面目に作られていることは理解している。
エントリー機から100%視野角のペンタプリズムファインダー、防塵防滴のボディ・レンズを奢り、UIも極めてオーソドックス且つ操作性に富み、考えつくされた造りとコストパフォーマンスの高さには感動すら覚える。
一部、AF追従性がイマイチとか、レンズ(電磁しばり出ない為)が ウィンっウィ ウィィィィィ〜ンと唸りを上げたりすることがシバシバ祭り上げられいるが、騒ぐほど酷いものではないと弁護しておく。

ただ、冗談抜きにしてこのパープルフリンジが最新機種のボディでも大いに発生する事実になぜ背を向けているのかが分からない。
ネット界隈などでも PENTAX パープルフリンジ  と検索すると山と事象が出て来る。
現在、手元にはPENTAX K-3II がある。
実はKPという最新機種を手に入れてから2台目のPENTAXであるが、KPは既に手元にない。初写で鮮烈鮮明に出てきたパープルフリンジにココロをポッキリやられてしまった。本当に残念で仕方がない。
(因みにこのhilo4dailyの表紙のパープルタウンの夜景はKPで撮ってます)
自分自身写真を撮るのも未だ未熟だし機材のことについて詳しくないことは承知しているけど、他社他機種で大口径レンズを付けて太陽に向けて開放で撮ったとしても今までパープルフリンジで悩んだことは一度もないのだ。(ってか見たこともない)

以来、PENTAXは☆を撮るカメラだと自分に言い聞かせ、通常はあまり使わないカメラとしている。
が、それでも良いカメラなのでたまに持ち出してはシャッターを切る。
そして出てきたパープルフリンジにワナワナと打ち震えるのであった。